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「阪神児童画研究会のあゆみ」

阪神児童画研究会の発足

阪神児童画研究会は1981年に阪神間で、子どもの絵画造形教室を主宰するメンバーが集まって児童画展を開催する目的で結成されました。合同で展覧会を開催することで会場や運営費の問題が少なくなり、展覧会としての可能性が広がりました。

「ぼくとわたしの児童画展」は、個人作品の発表の場として県民会館で第一回展が始まりました。

共同制作の開始

1984年からは共同制作展示が始まりました。子どもたち全員で共通のテーマに取り組み、みんなで同じ世界を表現するのが目的です。一人ひとりの工作がたくさん集れば、大きな世界が表現できることを子どもたちが体験できるようになりました。

阪神淡路大震災を経て

1995年、阪神淡路大震災により、1995年1996年の2年間の活動は休止になりましたが、1997年に「ぼくとわたしの児童画展」を再開しました。

北野工房のまちに

2005年の第23回展から児童画展会場を神戸市立北野小学校跡地である「北野工房のまち」に移しました。また阪神・淡路大震災10周年記念事業に参加したことで、地域の子どもたちに工作の楽しさを広げようと、子どもたち誰もが工作を楽しめる「ワークショップ」を始めました。

併設とチャリティーについて

2006年から「ものを作る楽しさ」の展開として、お父さんお母さんにも共感しあえる併設展を始め、「父子手帳」(ジョンB薯のエッセイ集)と子どもの工作のコラボ展示を企画しました。
2011年の東日本大震災の年からは、被災地の小学校に画材を送るためのチャリティーコンサートをジョンB&ザ・ドーナッツ!の皆さんと続けてきました。共同制作の工作空間でのコンサートは楽しく、「音のワークショップ」コーナーでは子どもたちと音を重ねてリズムを楽しんでいます。
また、子どもたちが絵付けをした張り子や土鈴などを募金販売して募金活動をしています。
2022年からは、集まった募金を「東日本大震災みやぎこども育英募金」と地元の「こども本の森 神戸」に届けています。

「ぼくとわたしの児童画展」イメージ 「ぼくとわたしの児童画展」イメージ 「ぼくとわたしの児童画展」イメージ 「ぼくとわたしの児童画展」イメージ
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